オースティン スプライト

1969年1月~1971年1月

58年春に誕生したオースティン・ヒーレー・スプライト・マークI(愛称カニ目)は、低廉なライトウェイトスポーツの代表格として、3年間に5万台弱を生産するというビッグヒットとなった。61年春にはモデルチェンジしてマークIIになると同時に、BMCのバッジエンジニアリングにより双子車のMGミジェットが登場。64年春にはマークIIIとなり、さらに66年秋にはエンジンを1275ccに拡大強化してマークIVに発展した。ところが68年にBMCとレイランドが合併してBLMCが誕生、スプライトとミジェット(スプリジェットと総称する)はそれまでライバル関係にあったトライアンフ・スピットファイアと同じ屋根の下に暮らすことになったため、ミジェットに一本化すべくスプライトの生産は徐々に減らされた。71年に最後のフェイスリフトを受け、マットブラックのフロントグリルおよびウィンドシールドフレーム、ロスタイル・ホイールが与えられた。ダッシュボードも新しくなり、リクライニングシートも標準となったが、これらの化粧直しはミジェットも同様で、つまりこの最終型はミジェットにオースティン・ヒーレー・スプライトのバッジを付けただけのものだった。しかも車名からは“ヒーレー”が外され、単に“オースティン・スプライト”と名乗った。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1275cc 2 4速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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