1952年に発表されて以来、多くのスポーツカーファンの心を掴んだオースティン・ヒーレー100。中でも1954年に発表された100Sは、純粋なレーシングモデルとして今なおエンスージアストたちから熱い視線を受け続けている1台である。このモデルはワークスドライバーのランス・マクリンに託され、セブリング12時間レースに参戦するなどして熟成されたテスト車をベースに誕生したもので、Sのアルファベットはセブリングに由来している。スタンダードモデルとの外観の違いは扇型から楕円になったグリルや、小さなレーシングスクリーンが標準で装着されていること。エンジンはコンペティション用のアルミヘッドや大径のSUキャブを装備し、出力はノーマルの94PSから大幅にアップし140PSを発揮した。100Sはミッレミリアをはじめとする耐久レースで活躍したが、1955年のル・マン24時間レースでは、メルセデスがスタンドに飛び込む大事故に関わった1台としても記憶されている。総生産台数は55台である。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 | 定員 | 燃費 ※ | 価格 |
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(名称なし) | - | 2660cc | 2 | 4速MT フロア | FR | 2 | - | - |
燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。