アウトビアンキ Y10

1985年1月~1994年1月

アウトビアンキA112に代わるスモールモデルとして、'85年にデビューする。FIREエンジン、Ωアームのリアサスペンションなど、この後パンダやウーノに採用される新技術が、このY10では早くも採用されていた。新技術をフィアットに先立って採用するパイロットモデルという点ではアウトビアンキの伝統に則ったモデルである。ウーノのプラットフォームを短縮、極めてモダーンでスタイリッシュな2ボックスボディを組み合わせた。エンジンは前述のFIREエンジン(1リットル)に加え、元はフィアット600まで遡る1.1リットルOHV、そしてスポーティー版として1.05リットルのターボ付ユニットが搭載された。最大のセールスポイントは上質なインテリアで、インストルメントパネル下部にアルカンタラ(人工スウェード)のトリムを貼るほか、望めばシートまで総アルカンタラ張りのゴージャス極まりないインテリアをオプション選択することもできた。イタリア国内、及びA112の大ヒットでアウトビアンキ・ブランドの認知が深かった日本市場ではそのままアウトビアンキ・ブランドで販売されたが、その他のマーケットではランチアY10として、ランチアの販売ネットワークで販売された。写真は4WD。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ターボ - 1048cc 3 5速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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