ベントレー T

1966年1月~1970年1月

65年12月、それまでのS3に代わるベントレーの主力モデルとして、フロントグリルとエンブレムが異なるのみの双子車であるロールス・ロイス・シルバー・シャドウと同時に登場した。S3/シルバー・クラウドIIIより全長で約200mm短く、約100mm狭く、約100mm低くなった4ドアサルーンボディはついにセパレートフレームを捨ててフルモノコックとなり、シトロエン特許の車高自動調整装置を備えた前ダブルウィッシュボーン/コイル、後ろセミトレーリングアーム/コイルの全輪独立懸架、サーボ付き全輪ディスクブレーキの採用など、一挙に近代化が図られた。パワーユニットは基本的に旧型から踏襲したV8・OHV6230ccだが、燃焼室形状が改良され、出力(例によって未公表)は若干向上。ギアボックスは英国国内向けがR-R製の4速AT、左ハンドルの輸出用にはGM製の3速ATだった。当初はホイールベース3035mm、全長5170mmのノーマル版ボディのみだったが、69年5月にはセンターピラーの直後でボディを4インチ(100mm)延ばしたロングホイールベース(LWB)版を追加。ビニールレザー張りのルーフと若干小さいリアウィンドーを持つLWB版はパ-ティション付きも選べた。70年にはエンジンが6750ccに拡大され、72年にはサスペンションがラジアルタイヤ装着を前提に設計し直されたのち、77年にはシルバー・シャドうと同時にシリーズ2に発展。ステアリングがボール循環式からラック&ピニオンとなり、エアダムスカートを追加するなどの変更を受けた。79年にはヘッドライトワイパーが装備されている。80年10月にはフルモデルチェンジされてベントレー・ミュルザンヌとなった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
2ドア・HJマリナー・パークウォード - 6230cc 2 3速AT コラム FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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