BMW 3.3L

1971年1月~1977年1月

68年10月、BMWのフラッグシップとして登場した高級サルーン。当初は2500/2800であったが、その後71年に3.0S/3.0Siを、73年8月には3.3Lを、75年2月には3.0Lを加え6気筒シリーズを形成、BMWを名実ともにメルセデス・ベンツに対抗するプレミアムカーメーカーへと発展させる原動力となった。BMWの公式に乗っ取り、低いウエストラインと大きなウィンドー面積をもつ4ドア5座サルーンボディは1500~2000系よりひとまわり大きく、ホイールベースは2690mmで全長4700mm。L(ラング)は各々がちょうど100mm長い。前マクファーソンストラット/コイル、後ろセミトレーリングアーム/コイルの4輪独立懸架も基本的に既存車種と共通のレイアウトだが、ブレーキはサーボ付きの全輪ディスクとなった。抜群のスムーズさと静粛性から“シルキースムース”と評された新設計の水冷直6SOHCユニットは、2500用は2494ccから150PSを、2500用のストロークを伸ばした2800/2.8L用は2788ccから170PSを発生。3.0/3.0L用は2985ccから180PS、ボッシュの電子制御インジェクションを装着した3.0Siは9.5に圧縮比を高め200PSを得ており、さらにストロークを延長した3295ccの3.3L用は、9.0の圧縮比とツインキャブによって190PSを発生していた。また3.0Sベースの対米専用輸出モデルとしてババリアがあり、日本にも輸入された。77年春、7シリーズにBMW旗艦の地位を譲った。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3295cc 4 3速AT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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