BMW 520i

1972年1月~1981年1月

72年9月に登場した520/520iに始まる5シリーズは、61年デビューの1500から発展した1800/2000の後継モデルとなるアッパーミドルサルーン。BMW社内デザインになる4ドアセダンボディは、スマートながら受動的安全性に重点をおいた強靱な設計で、ノイエ・クラッセ(旧1500~2000)よりもホイールベース、前後トレッドとも80mm前後大きく、室内空間が拡大された。サスペンションは前マクファーソンストラット/コイル、後ろセミトレーリングアーム/コイルという伝統の4輪独立懸架をさらに改良して採用。パワーユニットも従来から引き継いだ直4SOHC1990ccで、キャブレター仕様の520では115PS/5500rpm、2002tiiと同じインジェクション仕様の520iでは130PS/5800pmを発生した。ボディの大型化とそれに伴う車重の増加によって、520iでもBMWとしてはいささかアンダーパワーであるという声に応えるように、73年8月には直6SOHC2494ccユニットを積んだ525が加わり、翌74年2月にはさらに2.8リッターまでスープアップした528を追加。一方、同年5月には4気筒1.8リッターを積む経済版の518も追加されている。その後75年には520iのインジェクションがクーゲルフィッシャーからボッシュKジェトロニックに改められ、77年にはフェイスリフトを実施。同年8月には520のエンジンが直6SOHC1990ccの“ライトシックス”に換装された。また排ガス規制の厳しい北米および日本向けには、3リッターユニットを搭載した530iAが輸出された。81年春に9年振りにフルモデルチェンジされる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1990cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

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