6シリーズのデビューから1年後の77年3月に登場した、かつての2500～3.3Lに代わるBMWのプレステージモデル。ホイールベース2795mm、全長4860mmというボディサイズは最大のライバルであるメルセデスのコンパクトとSクラスの中間、やや後者寄りに位置し、これに匹敵する高品質・高性能そしてスポーツ性を加味した高級サルーン。“絹のようになめらか”と定評ある6気筒エンジン、きわめて洗練された操縦性、重厚な乗り心地、スタイリッシュなボディが魅力だった。車種は728（2788cc・170PS／5800rpm）、730（2986cc・184PS／5800rpm）、733i（3210cc・ボッシュLジェトロニック付197PS／5500rpm）の3種で、搭載されるエンジンは6シリーズと共通だった。アウトバーンをストレスなく高速で長時間飛ばすために、ブレーキのパワーアシストやステアリングジオメトリーなどに細かな改良がされていた。ポール・フレールも「この最高のBMWに欠点を見い出すことは難しい」と書いているように、7シリーズは多くのメーカーのビッグサルーンのお手本となった。80年にはエンジンはすべてインジェクション化され728i（2788cc・184PS）、732i（3210cc・197PS）、735i（3453cc・218PS）となり、さらに3.2リッターユニットにKKK製ターボチャージャーを装着した745i（3210cc・252PS）がトップモデルとして加わった。82年秋にフェイスリフトを受けた後、85年春にフルモデルチェンジして第2世代となる。
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| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 3210cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を２輪・４輪を切り替える事が出来る４WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金（除く消費税）、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。