ブリストル 411

1969年1月~1976年1月

英国の代表的な航空機会社であるブリストルは、戦後間もなく戦前型BMWをベースに自動車製造を開始した。69年に登場した411はきわめて豪華かつ入念に造られた少量生産の大型パーソナルカーだが、そのボディは基本的に58年デビューの406以来のものであった。箱型断面のラダーフレームに全長4.9mを超える大柄な2ドア4座ボディを架装し、フロントにクライスラー製V8OHV6277ccエンジンを搭載。トランスミッションもクライスラー製トークフライト3速ATが用いられ、リミテッドスリップデフも標準装備された。サスペンションは前ダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろはワッツリンゲージとトーションバーによるリジッド。ブレーキはサーボ付きの4輪ディスクで、ラジアルタイヤが初めて採用された。70年にはサスペンションにセルフレベリング機構を備え(シリーズII)、73年にはフロントマスクがフルワイズとなってかなりイメージが変わり(シリーズIII)、さらに74年にはクライスラー製エンジンが6556cc拡大された(シリーズIV)。76年にはフロントグリルをブラックアウトし、軽合金ホイールを履くなどのフェイスリフトを施し、オプションだった“speed hold”を標準装備するなどしてシリーズVとなったが、76年10月のロンドンショーを機に603に生まれ変わった。写真はシリーズIV。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 6227cc 2 3速AT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る