ビュイック ロードマスター

1953年1月~1953年1月

ビュイック創業50周年記念モデルとして、当時のビュイックのトップモデルだったロードマスターのバリエーションの一つとして加わったのがスカイラークである。ボディ形状は豪華極まりない2ドアコンバーチブル。この年からビュイックにはパワーブレーキが用意されるようになっていたが、他のモデルではオプションだったのに対してスカイラークを含めたロードマスターには、パワーステアリングと共に標準装備されていた。特にスカイラークの装備は事実上のフルオプションでもあり、1950年代の前半としては、空前の豪華装備を誇っていたといってもいい。エンジンは322CI(188PS)V型8気筒OHV。エンジン自体は一つ下のモデルであるスーパーと同じだったが、そのチューンはわずかに高く、4バレルキャブレターを装備していたのが特徴である。価格はスタンダードのロードマスター2ドアコンバーチブルが3500ドル余りだったのに対して、スカイラークは5000ドルに達していた。なおスカイラークは翌1954年にはボディ形状を一新して、新たにシリーズ100という型式番号と共に独立したモデルとなったが、その価格が高過ぎたこともあって販売台数は伸びず、この年限りで廃止された。2年間の生産台数は1953年モデルが1690台、1954年モデルが836台。いずれも1950年代を代表するレアモデルでもある。スカイラークの名は1961年シーズン半ばに投入されたコンパクトスポーツ、そして1964年モデルからのインターミディエートへと引き継がれた。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
スカイラーク - 5276cc 2 2速AT コラム FR 6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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