キャデラック セビル

1975年1月~1979年1月

1975年に発表されたキャデラック初のコンパクトクラス。GMのコンパクト、シボレー・ノーバやポンティアック・ベンテュラなどと同じXボディを基本とするが、ホイールベースを伸ばし様々な高級車向けの改良を施したため、新たにキャデラック専用のKボディとされた。それまでのコンパクトカーの廉価なイメージではなく、キャデラックはこのセビルにありとあらゆる装備を奢った。その結果、セビルはリムジンに次ぐ高価格車となったのである。インターナショナルという位置付けのコンセプトは、つまりヨーロッパ車のテイストを取り入れたものであった。こうしたことが巧を奏して、時代性と環境といった問題から、アメリカで広く迎え入れられた。搭載されたオールズモービル製の350V型8気筒により、セビルはアメリカ車としては初めて電子制御インジェクションを標準としていた。1979年に次世代のセビルが1980年モデルとして発表されると、同年フェードアウトしていく。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 5737cc 4 3速AT FR 6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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