73年5月、ロータスはスーパーセブンの生産を打ち切り、その製造権をロータスの有力なディーラーであったケイターハム・カー・セールスに譲渡した。当初はそれまでロータスで造られていたバギー風のボディを持ったシリーズ4を継続生産したが、これは1年間、40台を数えたところで中止され、74年からはよりクラシックなシリーズ3の再生産を始めた。これは基本構成こそオリジナル・ロータスのシリーズ3に準ずるが、剛性アップのために補強メンバーが加えられた鋼管スペースフレームをはじめ、各所に改良がなされていた。パワーユニットはフォード225Eと呼ばれる旧コーティナGT用の直4OHV1599cc・84PSと、直4DOHC1558ccから126PSを発生する“ロータス・ビッグバルブ・ユニット”の2種が用意され、フォード製4速マニュアルギアボックスと組み合わされた。サスペンションは前がダブルウィッシュボーン/コイルの独立で、後ろはトレーリングアームとパナールロッドで位置決めされたリジッドアクスルをコイルで吊る。78年には225Eユニットを110PSまでチューンした1600GTスプリントが加わり、82年には225Eのブロックにツインカムヘッドを載せたVTAユニットがロータス・ツインカムに代わって登場する。さらに84年になると、往年の傑作レーシングユニットであるフォード・コスワースBDA(1599cc・150PS)を積んだコスワースBDA4バルブが、VTAに代わってラインナップ、同時に225Eを1690cc・135PSに拡大した1700スプリント・スペシャルも加わった。翌85年にはリアサスペンションが全車ド・ディオンアクスルに変更、その後も細かな改良を加えながら、現在も造り続けられている。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 1558cc | 2 | 4速MT フロア | FR | 2 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。