シボレー コルベア

1960年1月~1964年1月

コンパクトカーブームの中でも、フォード・ファルコンやプリマス・バリアントと同時期(1960年)にデビューしたシボレーのコルベアは、アメリカ車の中でも異端といえるだろう。それはフォルクスワーゲンのタイプ1(ビートル)のようにエンジンがリアにあったからである。VW同様リアに置かれたエンジンは空冷でアルミブロックの6気筒。その乾いた音とヨーロッパの香りのするスタイリッシュなボディが特徴的であった。グレードは500(スタンダード)、700(デラックス)、そして遅れて発表された“モンツァ”と呼ばれる900の3シリーズだった。ボディバリエーションは500と700のシリーズが2ドアクラブクーペと4ドアセダン、900シリーズには2ドアクラブクーペのみ用意された。'61、'62年モデルに4ドアのレークウッド・ステーションワゴン、'62年モデルからはコンバーチブルがラインナップに加わる。多彩なオプションも用意され、ハイコンプレッションエンジンや、実に半数近くの装着率を持つ4速マニュアルトランスミッションなどスポーツドライブを好む層を中心にアピールしていた。そしてついにはオールズモビルに遅れること数カ月、'63年モデルから“スパイダー・エクイップメント”として150PSのターボチャージャーがオプション設定される。'64年にはスパイダー・エクイップメントは独立した600シリーズとして、ただスパイダーと呼ばれるようになりターボ付きのシリーズを表わす。写真は1961年の700・2ドアクラブクーペ、データは1960年500スタンダードのもの。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
700デラックス - 2287cc 4 2速AT フロア RR 6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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