2CVに代表されるフラットツイン搭載車とDSシリーズとの間に大きなギャップを抱えていたシトロエンが、1970年に送り込んだ待望の中間車種がGS。空力特性に優れたボディ、ハイドロニューマティックサスペンション、同じ油圧を用いたブレーキシステムなど、DSで実用化したテクノロジーを盛り込んだ意欲作だった。エンジンは2CVのそれを発展させた1000cc空冷水平対向4気筒。サスペンションはリアはDSなどと同じトレーリングアームだったが、フロントは一般的なダブルウィッシュボーンに変わっている。翌年ブレークボディと半自動のCマチックを加えると、'72年には1200ccを追加。'73年にはバンケル・ロータリーエンジンを搭載したビロトールがデビューする。しかし翌年シトロエンがプジョーに吸収されたことで、ビロトールは'75年に生産中止。その後は'78年に1000ccが1100ccにスイッチし、'79年には1300ccが登場した。GSAとなったのは'80年モデルからで、テールゲートを備え、バンパーを角張った樹脂性とし、室内ではダッシュボードのデザインが一新されるなどして近代化が図られた。エンジンは本国では1100ccと1300ccに統一されたが、日本仕様では排出ガス対策の関係で1200ccも存在した。生産は'86年まで続けられている。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クラブ | - | 1299cc | 5 | 4速MT フロア | FF | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。