ダイハツ ビー

1951年1月~1952年1月

第二次大戦前から、終戦直後にかけてオート三輪で成功を収めた発動機製造株式会社(のちのダイハツ)が1951年10月に発売した初の乗用三輪車。たとえ乗用セダンでも、オート三輪で手馴れた三輪とするところが当時のダイハツらしいが、その仕上がりは極めてユニークな意欲作となった。シャシー、エンジンともトラックからの流用ではない完全な新設計である。リアに搭載され、後2輪を駆動するエンジンは、空冷水平対向2気筒OHV・804ccで18psを発生、前進3速のトランスミッションを介して、全鋼製で960kgにも及ぶボディに78km/hの最高速をもたらした。当時ヨーロッパで流行していたキャビンスクーターなどとは違ってサイズは決して小さくなく、ホイールベースは2400mm、全長は4080mmと、ほぼVWビートルに匹敵するものだった。しかし、当時の社会/経済情勢では量産体制を組むにも至らず、ごく少数が造られたのち、翌1952年には姿を消してしまった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 804cc 2 3速MT フロア RR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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