ダイハツ シャレード

1978年1月~1983年1月

「日本の生活に密着した車」をテーマに開発されヒット作となった新しい時代の意欲的コンパクトカー、シャレードは1977年11月(10月発表)に誕生したが、ほぼ1年後の1978年9月に追加設定されたのがこのクーペ。先発のセダン(5ドアハッチバック)と比べれば、バンパーの相異で全長は70mm延びたが、全高1360mmは等しい3ドアハッチバック化し、リアクォーターに丸いマリンウィンドーなる窓を開けて外観上のポイントとした。クーペとは名乗っているものの、後席居住空間を損なうことのない3ドアハッチバックというのが実体だ。メカニズムをはじめ基本的なところはセダンに共通。エンジンは、特徴的な直列3気筒SOHCのCB型バランスシャフト付993cc・55psを横置き搭載したFFで、合理的設計で軽量コンパクトなことを誇った。DECS-Lにより53年排出ガス規制に適合。トランスミッションは当初、4/5速のマニュアルのみだった。翌1979年9月には内外装にデザイン変更を施し、装備関係を改善、エンジン出力を60psへと向上。1980年10月、ここで初めて無段変速オートマチックを選択可能とした。再び内外装のマイナーチェンジを行ない、角形ヘッドライトをつけ、テールランプを大型化。女性仕様XGLも新設定。1981年9月にはスポーティーなXTS、廉価版XDを新設。既存グレードにも装備関係の変更を実施。1983年1月、2世代目にフルモデルチェンジしたが、世界最小という3気筒ディーゼルエンジンを新設し話題となった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
クーペXTE - 993cc 3 4速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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