ダイハツ シャレード

1987年1月~1993年1月

リッターカー市場の先駆車で、小型ディーゼルの分野においても高い実績を誇るスモールカーが、ダイハツのシャレードだ。ワイドバリエーション体制を確立した2代目は、87年1月に3代目に切り換えられた。サードジェネレーションのシャレードは丸みを帯びたシルエットに生まれ変わり、ブリスターフェンダーと力強いキャラクターラインによってボディサイドの面質も豊かだ。また、Cd=0.32と、空力性能も磨き込まれた。デザインの差別化も図られ、3ドアハッチバックはスポーティーなルックスを特徴のひとつにしている。エンジンは1リットルの3気筒を踏襲した。ガソリン、ディーゼルの両方に改良型のSOHCエンジンを搭載し、ターボもガソリンとディーゼルの二本立てだ。このモデルで注目したいのはデ・トマソ・ターボの後継となるボーイズレーサー、GTtiがラインナップされたことである。シャレード初のDOHC12バルブエンジンにインタークーラー付きターボを組み合わせ、リッター当たり100馬力を超える105PS/13.3kgmを絞り出す。ツーサムキャビンをめざしたスポーティーなキャビンや個性的なニードルゾーンメーターなど、インテリアもスポーツムード満点だ。このGTtiは、後にグレード名をGT-XXに変更した。サスペンションは4輪ともストラットの独立だ。誕生から2年目を迎えた88年2月には1.3リットルの4気筒エンジン搭載車とフルタイム4WDを仲間に加えている。'89年2月のマイナーチェンジのときにはトランクを備えた3ボックスセダンの“ソシアル”も登場した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
3ドアGTti - 993cc 3 5速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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