ダイハツ クオーレ

1980年1月~1985年1月

排ガス規制が一段落した1980年5月に、ダイハツはキュートな軽自動車を世に送り出した。ダイハツの技術陣が「世界に通用するワールド・ミニ」をめざして開発したのは、5ナンバー軽乗用車のクオーレと4ナンバーボンネットバンのミラ・クオーレである。ヨーロピアンテイストの軽自動車で、スラントしたノーズは極めて短い。クオーレは3ドアと5ドアの二本立て、ミラ・クオーレは3ドアだけの設定だ。サスペンションも差別化され、クオーレはリアにセミトレーリングアームの独立懸架を採用している。これに対し商用車登録のミラ・クオーレはリジッドアクスルと割り切った。エンジンはMAXクオーレからAB型2気筒SOHCを受け継いだ。動力性能も乗用のクオーレのほうが優れた数値だった。トランスミッションは4速MTとオートクラッチ車が選べる。発売から2年後の'82年5月に初めてのマイナーチェンジを行ない、内外装を化粧直しした。また、このときにミラ・クオーレを“ミラ”に名称変更している。'83年にはミラのエンジンをパワーアップするとともに、5速MTをボンネットバンで初めて採用した。その年の秋には待望のターボ搭載車と4WDモデルが加えられた。ターボはグロス41PS/5.7kgm の実力だ。'84年からは“ヴィヴィアン”や“パルコ”など、特別仕様車を矢継ぎ早に投入している。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
4ドアMG - 547cc 4 4速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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