1970年4月に登場したフェローMAXは、コンベンショナルなFR駆動の3ボックスから2ボックスのFFへと、水冷2サイクル2気筒エンジンを除けば先代からのキャリーオーバーは見当たらないほど大胆な変身を遂げた。同年7月には40PS/7200rpmという360cc軽史上最強の最高出力を誇るSSを加え、10月には豪華版のハイカスタムを追加。それでもとどまることのない軽の高性能化、高級化の波に乗ったダイハツは、71年8月にホンダZが開拓した軽スペシャルティーカー市場に向けて軽初のハードトップを投入。最高級車種のGXLは前輪ディスクブレーキ、ラジアルタイヤやレザートップまで標準装備していた。72年10月には、前年に登場して成功を収めたホンダ・ライフに倣って4ドアを追加。同時に排ガス対策のためエンジンはデチューンされ、それまでの若者向けスポーツ指向から軽本来のべーシックトランスポーテーションへと転換を図る。その後73年5月にフェイスリフトを受け、75年2月には軽自動車市場の低迷および排ガス規制の実施を睨んでツインキャブモデルを廃止、また車種編成も整理される。76年1月に軽規格が拡大されたのを受けて、5月には51年排ガス規制適合の4サイクル2気筒550ccエンジンを、フェイスリフトされた旧規格ボディに載せたMAX550が登場。この際ハードトップはリストから落とされた。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 356cc | 2 | 4速MT フロア | FF | 4 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。