ダイハツ ミラ

1985年1月~1990年1月

愛らしいスタイルと使い勝手のよさが受け、女性ユーザーを中心に大ブレークしたミラとクオーレは1985年夏にモデルチェンジを敢行した。エクステリアはキープコンセプトだが、スペーシーシェイプの1.3ボックスフォルムは面質が豊かになり、風格も増している。先代モデルと同じようにボンネットバンのミラは3ドアのハッチバック、クオーレは3ドアと5ドアの両方を揃えた。ただし、最初は3ドアだけの設定だ。5ドアは5カ月遅く、'86年1月に市場にお目見えする。エンジンは新開発のEB型3気筒SOHCを搭載した。イメージリーダーは'85年10月に発売されたミラ・ターボTR-XXである。スタイリッシュなエアロパーツやイエローのハロゲンヘッドライト、ルーフアンテナ、バケットタイプのシート、大型2眼メーターなどを採用し、発表されるやセンセーションを巻き起こした。インタークーラー付きターボは'87年夏のマイナーチェンジで水冷化され、10月には電子制御燃料噴射装置EFIを搭載したTR-XX・EFIが加わる。キャブレター仕様は50PSだが、EFI仕様は58PSだ。アルト・ワークスに対抗するため88年10月にはパワーアップを図り、64PS/7.7kgm を達成する。4WDはパートタイムでスタートしたが、EFIエンジンが登場した'87年10月にビスカスカップリング式フルタイム4WDを投入した。1989年春に物品税に代わって消費税が導入されると、クオーレはミラにバトンを託し、歴史の幕を引いている。写真はミラ・パルコ。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
ターボTR - 547cc 3 5速MT フロア FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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