ダットサン ブルーバード

1965年1月~1967年1月

1963年9月、ヒット作となったブルーバードは初のフルモデルチェンジを受けて2代目の410型に進んだ。公式発表はされなかったものの、イタリアのピニンファリーナによる「西欧風のニューモード」とうたう垢抜けたボディデザインが売りで、ライバルのコロナとのいわゆるBC戦争も始まった。ボディ構造がセミ→フルモノコックに進化していたが、機構面は初代310型を踏襲。1964年3月からの4ドア1200SS(スポーツ・セダン)、1965年2月の2ドア1200SS追加に続いて、1965年5月に登場したのがこの1600SSS(スーパー・スポーツ・セダン)。このあと連綿と続くことになる「スリーエス」の始まりである。スポーツカーのフェアレディやシルビアと共用した、4気筒OHVのSUツインキャブレター付R型1595cc・90psエンジンと、ポルシェタイプ・シンクロの4速フロアシフト・ギアボックスを搭載、国産スポーツセダンのはしりとなった(コロナ1600Sは同年4月発売)。この時、1200→1300ccを含むマイナーチェンジも実施して411型へ。1966年4月のマイナーチェンジでは2度目のフェイスリフトと、例のヒップアップを実施。SSSデビュー年の東京モーターショーにはモンテカルロ・ラリー仕様車が展示され、国際ラリーへの参戦に積極性をみせ、1966年サファリ・ラリーではクラス1-2位と成果も上げてきたが、完全制覇に上り詰めるのは510型(1967年8月発売)に進化したあとの1970年サファリ・ラリーとなった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
1600SSS - 1595cc 2/4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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