1973年5月に生まれ変わった3世代目のサニー。軽快さが身上のサニーだったが、小型大衆車クラスといえどもさらに一層大きくなって上級志向を強め、そのアクを強めたスタイリングとともに批判的な意見を多く浴びた。普通のサニーと、上級グレードのサニー・エクセレントと大小2サイズあったボディは、ここで大きく重い方に統合。ツーリングカーレースであれほど活躍したサニー・クーペも、この世代はモータースポーツに適さなかったことは、それらを物語っていよう。セダンは2/4ドアと変わらないが、クーペはこの世代からテールゲートを持つ3ドアハッチバックに変更。搭載エンジンはA12型1200ccのみでスタート(エクセレントはL14型1400cc)し、排出ガス規制対策に追われた世代であったため、パワーロスを補う意味で、最終的には1400ccが主力となった。1975年10月、50年排ガス規制対策を実施しツインキャブ型を中止。同年12月は51年規制対策。1976年2月はマイナーチェンジと、20日遅れで51年規制適合のA14型1400ccモデルを追加設定(エクセレントは1600ccへアップ)。同年7月、ここに取り上げたツインSUキャブモデルを1400GX-Tの名で復活させた。1977年2月のマイナーチェンジで1400L追加のあと、同年10月に4世代目へと進んだ。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クーペ1400GX-T | - | 1397cc | 3 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。