ダッジは1949年モデルから戦後設計の新型となった。車種バリエーションは下からウェイファーラー、ミードゥーブルック、コロネットの3種。ボディバリエーションはそれぞれに特徴がありウェイファーラーは2ドアセダン、2ドアクーペ、2ドアロードスター、ミードゥーブルックは4ドアセダンのみ、コロネットは4ドアセダン、4ドア・タウンセダン、2ドア・クラブクーペ、2ドアコンバーチブル、2ドアステーションワゴン、4ドアセダン8人乗りと実に多彩だった。ホイールベースはウェイファーラーが115インチ、ミードゥーブルックとコロネットが123.5インチ。ただしコロネットの8人乗りセダンは137.5インチだった。これらの中でウェイファーラーはパーソナル色の強いローコストモデル、ミードゥーブルックはフォーマル色の強いセダン。そしてコロネットはダッジのメインモデルというべき位置付けだった。エンジンは全車230CI（103PS）直列6気筒SVのみだった。このモデルは1952年モデルまで生産されたが、その間の変更点は内外装のデザインがメインで、メカニズム面にはほとんど変化がなかった。

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