フィアット 2100Sクーペ

1961年1月~1968年1月

ランプレディの設計によるストレート6OHVユニット他の主要コンポーネンツを当時のフィアットのプレステージサルーン、2100から流用したグラントゥリズモ。1960年のトリノショーにて、名門カロッツェリア・ギアはフィアット2100ベースの2+2クーペを出品、その伸びやかなプロポーションの美しさはこの年のショーの人気を独占したといわれている。その好評ぶりを見たフィアット経営陣は、このクーペをカタログモデルとしてラインナップに載せることを決定、翌'61年から生産が開始された。3基のツインチョーク・ウェバーキャブレターなど、吸/排気系に施されたチューンは、当時フィアットとの関係を更に深めていたアバルトが担当。ノーマルの2100ベルリーナ用で95PSだった直6ランプレディ・ユニットは140PSまで大幅にパワーアップされ、200km/hのマキシマムスピードを誇称していた。'62年にサルーンが2100から2300にマイナーチェンジするのに従ってクーペも2300に排気量アップされるが、S仕様でもキャブレターは同じツインチョーク・ウェバーながら2100Sのトリプルからツインに減らされ、マキシマムスピードも190km/hとされるなど、スペックはずっとおとなしいものとされていた。このクーペの他に、カロッツェリア・ギアが少量製作したカブリオレ、3ドアハッチバック・クーペもギアのブランド名で販売された。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2054cc 2 4速MT フロア FR - - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

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保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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