フィアット 501

1919年1月~1926年1月

第一次世界大戦の開戦で生産を終えていた傑作、ゼーロに代わるフィアットの新型大衆車。戦時中の軍需生産で身につけたテクノロジーを生かし、当初から量産を意識して開発された。設計を指揮したのは、正規の弁護士資格も持ちながら自動車・航空機双方で数々の傑作フィアットを手掛けた多才なテクニカルマネジャー、カルロ・カヴァッリである。4気筒サイドバルブのエンジンは、ゼーロよりさらに小さい1460ccの排気量とされたが、最大出力は逆に4psアップの23psとされていた。ボディは、初めて全天候型の4ドアサルーンが標準化されたのもヨーロッパ車の中では先駆けとなった。1921年には新しいリンゴット工場が稼動開始し、501の量産にはさらなる拍車が掛かった。生産は1926年まで続行され、当時としては極めて多い、約4万5千台が生産されている。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1460cc 2/4 4速MT フロア FR 2~4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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