フィアット 510

1919年1月~1925年1月

501と同じく、第一次世界大戦終戦直後の1919年にデビューした上級モデル。ビンテージ初期のフィアット設計哲学における礎となった501をほぼ忠実に拡大したシャシーに、フィアット市販車としては1908年の35/45HP以来、十余年ぶりとなる6気筒エンジンを搭載した。このエンジンは一体型ブロックのサイドバルブで、3.5リットルから46psを発生、6座ベルリーナボディ架装状態で2.2トンに達する堂々たるボディを85km/hのマキシマムまで引っ張ったという。1920年にはエンジンを若干チューンアップする一方でホイールベースを短縮、ラジエターグリルをスポーティーなV字形にモディファイし、洒落たトルペードボディと組み合わせたスポーツモデル、510Sも追加される。比較的高価なモデルながら、6年間の生産期間中に13,500台を越える生産実績を挙げた。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3446cc 2/4 4速MT フロア FR 4~5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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