フィアット レガータ

1983年1月~1989年1月

1983年秋、フランクフルトショーにてデビュー。'74年にデビューして以来、後継の無かった131ミラフィオーリに代わるモデルである。基本的な成り立ちは、元来2ボックスハッチバックのリトモに、リアのトランクを追加したような3ボックスサルーンである。ただし、実際にはリトモとの共用パネルは前後左右4枚のドアくらいで、ノーズはスラント化し矩形のヘッドライトを使用する専用のマスクが与えられる一方、延長されたリアフェンダーにも明らかにリトモとは異なるキャラクターラインが入れられるなど、リトモとの差別化に苦心していた様子がボディの随所にうかがわれる。エンジンはリトモよりも一クラス上を狙ったシリーズ設定から、1.1リットルのベーシック版は用意されなかった。また、前任の131スーパーミラフィオーリやリトモ・アバルト125TC/130TCのような2リットルのホットモデルの設定もなく、リトモ105TCと同じ1.6リットルツインカム(ただし100PSにデチューン)を搭載した100Sが最もハイパワーなバージョンとなる。翌'84年には、従来の1.7リットルディーゼルに加え、新世代の1.9リットルディーゼルを追加した。また、この時にミッレチェント以来フィアットのファミリーサルーンには必ず用意されたエステートワゴンタイプの“ウィークエンド”もデビュー、旧131ミラフィオーリのステーションワゴン版に取って代わった。この後、ターボディーゼルの追加やドア回りのパネル変更を含むマイナーチェンジを受けつつ、後継車のテムプラがデビューする1989年まで生産された。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
85 - 1498cc 4 3速AT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

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