フォード マスタング

1979年1月~1986年1月

もともと過渡期のモデルに過ぎなかったマスタングIIを経て、新時代のサブコンパクトスポーツを目指して投入されたのが1979年モデルからのマスタングである。ホイールベースは100.4インチと前モデルより4インチも拡大されていた。ボディバリエーションはハッチバッククーペとクーペの2種。それぞれに「ギア」パッケージが用意されてい。エンジンは140CI(88PS)直列4気筒OHCを標準に140CI(140PS)直列4気筒OHCターボ、170.8CI(109PS)V型6気筒OHV、302CI(140PS)V型8気筒OHVをそれぞれオプション設定していたというもの。これらの中でターボの投入は画期的であり、かつてアメリカ製ハイパフォーマンスカーの特徴でもあった1CI当たり1PSというパワー数値が復活していたのが興味深い。また年度半ばには200CI(91PS)の直列6気筒OHVもオプションユニットとして登場している。翌1980年は早くも170.8CIのV6と302CIのV8がオプションから落とされ、代わりに255CIのV8がオプション設定された。しかし大排気量のV8を望む声は多く、1982年には302CI(157PS)が復活。このエンジンを標準で搭載したモデル(他のモデルでもオプション選択は可能だった)には「GT」というグレード名が与えられた。続く1983年、待望のコンバーチブルが久しぶりに復活。また255CIのV8をラインナップから落とした代わりに232CI(112PS)のV6が新たにオプション設定された。さらに1984年にはターボをベースにフォードのハイパフォーマンスパーツ開発部門である「SVO」の手でスペシャルチューンが施されたターボSVO(175PS)が登場した。この仕様は1986年には最高出力が200PSに達しており、これは302CIと同じだった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2301cc 2 3速AT 4速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

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2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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