フォード トリノ/グラン・トリノ

1972年1月~1976年1月

1972年モデルのトリノはシャシーとボディ回りをリファインするフルモデルチェンジを実施していた。新しいシャシーは4ドア系のホイールベースが118インチ、2ドア系のホイールベースが114インチというもの。ボディバリエーションは2ドアフォーマルハードトップ、4ドアセダン、2ドアスポーツファストバック、5ドアワゴン。コンバーチブルは姿を消した。車種バリエーションはトリノ、グラントリノ、GTの3種とワゴンの上級としてスクワイアが用意されていた。エンジンは250CI(95PS)直列6気筒OHVと302CI(140PS)、351CI(161PS/248PS)、400CI(168PS)、そして429CI(205PS)というV型8気筒OHVをオプション設定。この年から本格的に着手したマスキー法対策の圧縮比の低減とSAEネットパワー表示導入の影響もあって、パワー数値はいずれも大きく低下していた。翌1973年、トリノは内外装をマイナーチェンジした。ボディバリエーションは前年に準じていたが車種バリエーションからはGTが整理された。続いて1974年モデルもボディバリエーションと車種バリエーションは基本的に1973年モデルと同じ。ただし最上級モデルとしてサンダーバードに似たルックスが与えられた「グラントリノ・エリート」が2ドアハードトップのラインナップに加わっていた。エンジンバリエーションも250CI、302CI、351CI、400CIまでは前年と同じ。しかし429CIに代わり新たに460CI(220PS)が加わっていた。これは圧縮比の低下によって失ったパワーを大排気量ならではのトルクでカバーしようとした結果である。1975年モデル及び1976年モデル共に変更点はわずか。そのまま1976年モデルを最後に生産終了となった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 7542cc - 3速AT FR 6 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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