ホンダ 1300

1970年1月~1974年1月

その群を抜く高性能にふさわしいスポーティーなボディを求める声に応えて登場した2ドアクーペで、70年2月に発売された。2分割グリルにデュアルヘッドライトが印象的なボディは、単にセダンのルーフを低めただけではなく、アウターパネルをすべて改めたもので、空力特性が向上。また、固められた足回りと低められた重心によって、セダンでは酷評された操縦性も改善を見せていた。パワートレーンはセダンと同じで、シングルキャブレターモデルがクーペ7、4キャブレターモデルがクーペ9と呼ばれ、前者は4種、後者は3種のグレードを揃えていた。70年3月にATを加え、71年6月にはマイナーチェンジを受け、ゴールデンとダイナミックの2シリーズに車種編成が改められた。ゴールデン・シリーズ3車種は前年11月にフェイスリフトされたセダン77と共通のおとなしい2灯式グリルが与えられ、エンジンはシングルキャブ版のみ。ダイナミック・シリーズは従来とほぼ同じボディを持つが、エンジンはシングルキャブ版が3車種、4キャブ版は1車種のみとなった。72年11月には水冷エンジンに換装され、名称も145クーペとなる。角型2灯ライトに改められたボディに搭載される1433ccエンジン、はシングルキャブモデルとFIと呼ばれるメカニカルインジェクション付きがラインナップされたが、チューンは空冷時代よりはるかに抑えられていた。73年にセダンが消えた後もクーペは生き残ったが、74年11月にはついに生産中止された。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1298cc 2 4速MT フロア FF 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る