ホンダ NIII360

1967年1月~1971年1月

1967年3月、ホンダ初の量産車として発売以来爆発的にヒット、スバル360から軽自動車販売台数トップの座を奪うとともに高性能化、ラグジュアリー化などその後の軽自動車界のトレンドセッターとなったN360。70年1月に2度目のマイナーチェンジを受けて顔つきが大きく変わり、名称もNIII360に改められた。Nシリーズの3代目を意味するこの名称から、後にN0(ゼロ)、NI、NIIというNIII以前のモデルを指す通称が生まれもした。機構的にはトランスミッションがそれまでのコンスタントメッシュ(ドグミッション)から(フル)シンクロメッシュに変更された。バリエーションはNII時代と同じくスタンダード/デラックス/スーパーデラックス/S/カスタムの各グレードに、それぞれシングルキャブエンジン搭載のノーマル版とツインキャブエンジンを搭載したT(ツーリング)シリーズを用意。70年3月には従来のホンダマチックを改良したNIIIオートマチックが加わり、さらに同年9月には最高出力を27PSに抑え使いやすくしたフラットトルク型エンジンを搭載のNIIIタウンを追加。足回りも柔らかくされ、シティラナバウトとしての性格を重視したNIIIタウンは、翌71年6月にライフの登場によって実現する、まろやか路線への転換の布石といえるモデルだった。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
カスタム - 354cc 2 4速MT ダッシュ FF 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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