1957年、インペリアル各車はフルモデルチェンジを実施した。車種バリエーションはインペリアル・クラウン、インペリアル・ル・バロン、クラウン・インペリアルの3種。ル・バロンはその中でフォーマル色の強い上級モデルであり、ボディバリエーションは、ベースモデルのインペリアル・クラウンには2ドアハードトップと2ドアコンバーチブルが用意されていたのに対して、4ドアセダンと4ドアハードトップのみとなっていた。エンジンは392CI（325PS）V型8気筒OHVヘミヘッド。このエンジンは翌1958年モデルにも継続搭載されていたが、1959年モデルからはヘミを全廃したことに伴って新設計のウェッジヘッドである、413CI（350PS）V型8気筒OHVが搭載されるようになった。なお1957年から1965年モデルまでのインペリアルの中で、トップモデルというべきクラウン・インペリアル・リムジンは、アメリカで生産されたインペリアル・クラウンの2ドアハードトップをイタリアのギア工房に持ち込み、そこでフレームをストレッチした上でリムジンボディを架装していた。その生産台数は1957年が36台、1958年が31台、1959年が7台。その価格は1957年モデルで1万2000ドルと極めて高価であり、当時のアメリカを代表するフォーマルリムジンだったといっていい。なお1956年モデルまでもクラウン・インペリアル・リムジンはあったが、こちらはクライスラー内製だった。
全文を表示する
閉じる
| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 6435cc | 4 | 3速AT コラム | FR | 8 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を２輪・４輪を切り替える事が出来る４WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金（除く消費税）、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。