アングロ・イタリアン・ハイブリッドのパイオニア、イソ・リボルタもデビュー以来、既に8年が経過、旧態化が否めない状況にあった。そこで、新たに1969年から投入されたニューモデルがリボルタ“レーレ”だが、苦しかった当時のイソの台所事情を反映するように、実質的にはジョット・ビッザリーニが手掛けた初代リボルタのシャシーに、ニューモードのボディを架装したに過ぎない。いかにも1970年代的に、直線基調のモダーンなボディは、初代モデルたるリボルタ同様カロッツェリア・ベルトーネに委ねられた。ほぼ同じ時期に、同じベルトーネの新チーフスタイリスト、マルチェッロ・ガンディーニが手掛けたため、プロポーションからセミリトラクタブルのヘッドライトに至るまで、ランボルギーニ・ハラマに良く似たデザインとなっている。パワートレーンは、当初シボレーV8にZF製4速MT、ないしはGM製ターボハイドラマティック3速ATの組み合わせだったが、1973年からはライバルのデ・トマゾと同じフォード・クリーブランドV8にZF製5速MT、ないしはフォード製クルーゾマティック3速ATが組み合わされるようになった。1975年、イソが自動車部門を閉鎖するに際して、このレーレも生産中止される。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 5762cc | 2 | 5速MT フロア | FR | 4 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。