いすゞ ピアッツァ

1981年1月~1991年1月

傑作といいわれた 117クーペからバトンを受けたスペシャルティーカーがピアッツァ。79年3月に開催されたジュネーブショーで、ジウジアーロ率いるイタル・デザインは、ニュージェネレーションのスポーツクーペを提案した。いすゞが提供したフレームにジウジアーロが手掛けた流麗な3ドアのクーペボディを被せたモデルは“アッソ・ディ・フォーレ(クラブのエース)”と名付けられ、ショー会場の視線を釘付けにしている。このショーから2年余り後の81年5月、ピアッツァの名前で正式販売に移された。ウェッジシェイプの効いたボディはショーカーとほとんど変わっていないが、ひと回り大きくなり、ホイールベースも延びている。ヘッドライトは点灯時にカバーが持ち上がるセミリトラクタブル式だ。エンジンは 117クーペから受け継がれた2リットル4気筒のG200型を積む。DOHCとSOHCが用意され、マイコンを使った総合制御システムを採用するDOHCはグロス135PS/17.0kgmを発生した。トランスミッションは5速MTと4速ATがある。84年6月にはグロス180PS/25.5kgmを発生する2リットルの4ZC1型SOHCターボ搭載車を送り込んだ。これ以降、主役はターボに移った。アスカやジェミニと同じようにサスペンションをチューニングし、エアロパーツを身にまとったイルムシャーとハンドリング・バイ・ロータスも用意されている。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
XE - 1949cc 3 5速MT フロア FR 4 - -
XEハンドリング・バイ・ロータス - 1994cc 3 5速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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