KdF タイプ38プロトタイプ

1937年1月~1938年1月

時の国家、社会主義労働党(ナチ)政権が国民の歓心を得るために打ち出した国民車構想に呼応して、ポルシェ設計事務所案から発展した実走プロトタイプ。ポルシェ博士がかねてから研究を重ねていた理想の小型車の具現化で、実際に政府とのコラボレーションが進行する以前にもツュンダップ、およびNSU社の求めに応じて同じコンセプトの流線型リアエンジン車を試作・実験してきたポルシェ博士にとっては、集大成ともいうべき車であった。この前々年にタイプ3、そして前年にタイプ30プロトタイプが製作・実験されたのちに、事実上の最終決定モデルとなるこのタイプ38に至った。タイプ30からは、サルーンのほかにカブリオレなどのバリエーションも試作された。また、このモデルから正式に“KdF(歓喜力行車)”のネーミングが決定した。※詳細なスペックが発表されていないため、一部、不明なデータがあります。ご了承ください。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 985cc 2 4速MT フロア RR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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