ランボルギーニ ミウラ

1966年1月~1972年1月

コンペティションの世界では早くも常識になり始めていたミドシップ車だが、'60年代中盤の段階では、量産車に導入された例はまだフランスのルネ・ボネ・ジェットなどごく一部の例しかなかった。従って、1965年のトリノショーのランボルギーニ・ブースに参考出品されたV12ユニットを横置きに搭載したミドシップのベアシャシー“P400”を見た誰もが、ランボルギーニのレース参戦を噂したのは至極当然のことであったろう。しかし、翌'66年春のジュネーヴショーに再び出品されたのは、前年のベアシャシーにカロッツェリア・ベルトーネ製の流麗なボディが架装された超弩級ロードゴーイングスポーツ、P400“ミウラ”だったのだ。当初はランボルギーニもベルトーネもせいぜい数台程度の限定生産を考えていたが、殺到したオーダーはこのスーパースポーツの量産に踏み切らせるには充分過ぎる数であった。こうしてデビューしたP400ミウラは400GTのエンジンを350PSまでチューン、一説にはホンダF1の影響を受けたともいわれる横置きミドシップに搭載、290km/hを自称するマキシマムと本格的レーシングスポーツのハンドリングを、美しいスタイルと豪華な内装と共に愉しめる、文字通りのスーパーカーとなった。それまで新興のランボルギーニを看過していたフェラーリやマセラーティなどの既存メーカーも、それぞれ365GTB/4デイトナとギブリを発表、スーパースポーツの全面戦争に突入する。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 3929cc 2 5速MT フロア MR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

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