ランチア アルファ 18/24HP

1907年1月~1909年1月

20世紀初頭、フィアットのワークスドライバーとしてコッパ・フローリオ、コッパ・ドーロ・ミラノなどの大レースを制する一方、1906年に開催された第1回タルガ・フローリオでも2位に入賞するなど、創世期のモーターレーシング界で最高のドライバーの一人だったヴィンチェンツォ・ランチアは、1906年末に独立、自分の名を冠したメーカーを興す。ランチアが最初に製作した自動車が18/24HPアルファである。直列4気筒サイドバルブ2.5リッターエンジンを搭載、自社製の4速トランスミッションを介して後輪を駆動した。車重はボディレスの状態で750kg。ボディは当時最も一般的だったフェートンやリムジンのほか、元レーシングドライバーの創るクルマらしく、2シーターの“スポルト”モデルも注文できたという。のちに“アルファ”というペットネームがつけられ、現在にも至るギリシャ文字を車名とする伝統の端緒となった。ランチアにとって最初の生産車ながら、上質なツーリングカーとの評価を得た。1909年までに108台を生産して、後継のベータにあとを譲る。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2543cc 2/4 4速MT フロア FR 2~4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る