ランチア ラムダ

1922年1月~1931年1月

1922年にデビューしたランチア・ラムダは、自動車史上に燦然と輝くマイルストーン的モデルと言って良いだろう。創生期ランチア最高の傑作であるに留まらず、ビンテージ期最高のトゥアラーでもある。世界で初めて全鋼製モノコックフレームを採用、前輪にはこれも量産車としては世界初のスライディングピラー式独立懸架が与えられた。このシャシーにランチア独特の狭角V型4気筒エンジンが組み合わされて、極めて革新的な一台に仕立てられた。エンジンは最大でも2.5リットルに過ぎず、パワーによる瞬発力こそ大したものではないが、優れた操縦性と長距離でも疲れない快適性で高いアベレージスピードを保てる、優れたグランドトゥアラーであった。このラムダの登場で、当時の実用車の技術的基準は、一気に10年も進化したといわれている。また、軽快極まりないスタイリングは、のちの自動車デザインにも大きな影響を与えている。最終的にはシリーズ9まで進化、’31年に惜しまれつつ生産を終えた。写真はシリーズ8a。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 2120cc 4 3速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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