1914年デビューのテータは、1911年1月の新工場移転後、最初の作品となった初の大型車、イータのあとを継ぐ高級ランチアの第2世代である。エンジンはイータの4リットルからさらに4.9リットルまで拡大された。また、それまでのランチア車は当時の常識だった木製アーティレリーホイールを装着していたが、テータからは進歩的な鋼製ディスクホイール、またはスポーティーなセンターロックのワイアホイールが採用された。さらに、馬車ボディ製造業者から発展したカロッツェリアがイタリア各地で創業、台頭してきたことに伴って、様々なタイプ/形状のボディを架装したいというニーズに応えて、3100mmと3378mmの2種のホイールベースが用意されていた。テータは、当時としては極めて高価な大型ツーリングカーであったが、創世期の高級モータリストたちに高性能と上質さが受け容れられ、商業的にも大きな成功を得ている。
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グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(名称なし) | - | 4940cc | 2/4 | 4速MT フロア | FR | 4~6 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。