ロータス エラン+2

1967年1月~1974年1月

マーク6、セブンでスポーツカードライビングの歓びを知り、エランを支持してきたエンスージアストも長じてファミリーマンとなり、またビジネスの足にもロータスを供したいというリクエストはロータスにとっても看過できないものとなっていた。また、そのリクエストが充分ビジネスとして成立し得ることを、自身も一男二女の子供に恵まれたコーリン・チャプマンは確信していたと思われる。'67年6月にデビューしたエラン+2は上記のような要望に応え、またロータス自身もバックヤードビルダーから本格的スポーツカーメーカーへの脱却を期して造られた2+2スポーツカーである。そして同時に、キットフォームで販売されない、初めてのロータスともなった。基本的にはエランの設計を踏襲するが、+2のシートを配するためにホイールベースで約30cm、全長では約60cmと大幅に大型化された。パワーユニットはエランと共通のロータス・ツインカム、4気筒DOHC1558ccだが、150kgの重量増に備えてSE仕様の118PSが搭載された。'69年には、マグネシウムホイールの採用やインストルメントパネルの改良など約40カ所のモディファイを受けて+2Sに進化、更に'71年2月にはエラン・スプリント用のビッグバルブ・ユニットが+2にも積まれて+2S130となる。'74年、ロータス社の高級化政策に則り、同様のコンセプトを更に押し進めた2代目エリートに後を譲ってラインナップを去る。写真、データ共に1967年のオリジナルモデル。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1558cc 2 4速MT フロア FR - - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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