ロータス セブン

1970年1月~1973年1月

ロータス初の量産スポーツであるマーク6の血筋を引き継ぐリアルスポーツとして、オリジナル・セブンがデビューしたのは1957年。60年6月には幾多の改良を施してシリーズ2に、68年シリーズ3へと発展、70年春にはシリーズ4になっていた。シリーズ4は当時流行していたバギー風のFRP製ボディから連想されるように、その中身もまたそれまでのセブンとは似て非なるモデルだった。鋼管スペースフレームは設計し直され、サスペンションは前がヨーロッパから流用したダブルウイッシュボーン/コイル、後ろがトレーリングリンクとワッツリンクでリジッドアクスルを位置決めするものへと大きく変更されていた。エンジンはS3と同じくフォード製の直4OHV1298cc・64PS、同じくフォード製直4OHV1599cc・84PSとそのホルベイ・チューン版(120PS)、直4DOHC1558cc・105PSのロータス・ツインカムとそのホルベイ・チューン版(125PS)が選べ、フォード・コーセア2000E用4速ギアボックスと組み合わされた。S4は発表された70年代初頭の流行を採り入れたものであったが、シリーズ1~3を好んだピュアなエンスージアストには歓迎されず、およそ1000台が生産された後、73年にはその短い生涯を閉じた。その後73年5月、ロータスは英国の有力なロータス・ディーラーであったサレー州のケイターハム・カーセールスにその生産設備ごと製造権を売り渡した。ケイターハムではS4を1年間、40台だけ生産した後に、旧セブンを求める声に応じてS3を補強・改良したケイターハム・スーパーセブンを送り出す。これが現在でも造り続けられているのは周知のとおりである。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1599cc 2 4速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る