マセラティ A6-1500

1946年1月~1950年1月

第二次大戦後、マセラーティ兄弟による家内制手工業から離れ、実業家オルシ親子の指揮下で近代的な経営に移行したマセラーティだが、業態は依然として純粋なレーシングマシーンや、それをベースとしたスパルタンなグラントゥリズモの少量製作であった。A6-1500は、創立以来純レーシングマシーンの製作に専心してきたマセラーティが、初めてロードユーズも念頭に入れて製作したグラントゥリズモで、1947年ジュネーブショーでデビューした。マセラーティ兄弟が最終期の作品として残していったといわれるストレート6SOHCのエンジンを、ピニンファリーナ製のエレガントなクーペ/カブリオレボディに搭載するという、非常に贅沢な内容のグラントゥリズモだった。パワーユニットは、直列6気筒1500ccSOHCで、キャブレターを1基のみ装着するスタンダードチューンのモデルでも65PSを発生した。同じ年のミッレ・ミリアでは2000cc/90PSのA6Gもデビュー、のちに生産の中心となった。’51年頃に1500ccモデルは生産を中止、A6Gのみの体制となり、さらに’54年にはDOHCモデルのA6G/54に進化を遂げた。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1488cc 2 4速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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