マツダ ファミリア

1965年1月~1967年1月

この時代を代表するファミリーカーのひとつがファミリアで、まずライトバンが先行して1963年10月(9月発表)に誕生。次いで1964年4月に乗用車のワゴンが誕生し、同年10月発売の4ドアセダン、翌月の2ドアセダンと続き、1965年11月(10月発表)に新設されたのがこの2ドアクーペ。アルミ合金製「白いエンジン」をはじめフラットデッキスタイルなど、ファミリア・シリーズに共通した高級感に加え、クーペではスタイリッシュでスポーティーなところが売りとなった。エンジンはセダンのOHV・800ccとは違って、4気筒SOHCの新設計PA型985ccツインキャブレター付68psを積んだ。室内もセダンとは大きく異なり、セパレート・リクライニングシートに4速フロアシフト、タコメーターを並べた丸形3連メーター、3スポークのウッドリム風ステアリングホイールなど、欧州製スポーツカーの雰囲気を醸し出していた。性能面ではカタログ上に、最高速度145km/h、0-400m加速18.9秒とうたった。前輪にはディスクブレーキも標準装備。このあと、一部変更と、1000ccエンジンをデチューンしてセダンにも搭載。1967年11月、2世代目のファミリア・セダンに生まれ変わったが、クーペは1968年7月に、レースでも大活躍したファミリア・ロータリークーペ、およびレシプロのクーペ1200(9月発売)として復活することになる。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
クーペ - 985cc 2 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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