マツダ ファミリア

1977年1月~1980年1月

約10年にわたる長寿を全うした2代目の後を受け、1977年1月にデビューした3代目ファミリアは“プレスト”のミドルネームがとれ、再び単にファミリアと名乗った。ボディこそ小型乗用車の新たな常識となりつつある2ボックスのハッチバックスタイルだが、シャシーのレイアウトは従来どおりのコンベンショナルなフロントエンジンのリアドライブ。エンジンをはじめとするパワートレーンも基本的に先代からの流用である。とはいうものの、3/5ドアのボディは全長こそ先代より短いがホイールベースおよび全幅は50mm以上拡大され、テールゲートのもたらす多用途性とともに居住性、実用性は大幅に向上していた。当初はシングルキャブの1.3リッターユニットのみだったが、78年3月に10PSパワーアップした1400が加わり、同年6月には1400ATも登場。79年4月のフェイスリフトでは角型ヘッドライトとなった。とりたてて特徴やおもしろみもないかわりに欠点もない実用車だが、60年代生まれの2代目と80年代に入ってから爆発的なヒットとなる4代目ファミリアへのつなぎ役を果たしたモデルである。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1272cc 3 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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