マツダ サバンナRX-7

1987年1月~1992年1月

1985年10月発売の通称FC、2世代目サバンナRX-7に加わったボディバリエーションがカブリオレで、1987年8月に登場。マツダにおけるロータリーエンジン車の発売20周年を記念するが、これは同時に、長らく途絶えていた国産オープンスポーツカーの久々の復活でもあった。基本的なメカニズムはピュアスポーツのクーペと共用し、スタイリッシュな全天候型フルオープンとしたもの。SMCと称した樹脂成形ルーフパネルの採用により、クローズド時の耐候・遮音・気密性が例外的に優れ、空力特性も劣らないほか、フルオープンあるいはクローズドはもちろんのこと、それらの中間的なルーフレス(いわゆるタルガトップ)の状態も楽しめた。幌の開閉はマイコン制御の電動式。後席を設けずに、純粋な2シーターと割り切った。シートの背後に、走行風の巻き込みを防ぐエアロボードという衝立状のものを考案したのは、現代のロードスターにまで生き続ける快適装備だ。このおかげで走っている限り、多少の雨でもオープンを維持できる。本革製の内装材は撥水処理が施された。オープン走行時にも優れたサウンドが楽しめるよう、ヘッドレストスピーカーを装備。1989年4月発売のマイナーチェンジで、13B型REはツインスクロールターボ付205psへとパワーアップ。1991年9月には、ル・マン24時間レースでの優勝を記念した特別限定車を発売。クーペは1991年12月(発表は10月)に3世代目のアンフィニRX-7(FD型)へと進化したが、このカブリオレは1992年10月(発表は8月)、最終生産版の限定車ファイナルバージョンを発売して終了した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
カブリオレ - 1308cc 2 5速MT フロア FR 2 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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