初代コンパクト・クラスの登場からきっちり9年が経過した76年1月のジュネーブショーでデビューした第2世代のコンパクト・メルセデス・サルーン。コードネームに従ってタイプ123（W123）と呼ばれる新型は安全かつ高性能なSクラスの設計思想をそっくり受け継ぎ、スタイリング的にもSクラスと共通したイメージでまとめられているが、空力的により洗練されている。先代よりやや大きくなったボディに積まれるパワーユニットはガソリン版が200（直4SOHC1987cc・94PS）／230（同2307cc・109PS）／250（直6SOHC2525cc）／280（直6DOHC2746cc・156PS）／280E（同ボッシュKジェトロニック・177PS）の5種、ディーゼル版が直4SOHCの200D／220D／240Dと240Dに直5SOHC3005ccの300Dの4種で、トランスミッションは4速MTと4速ATが選べた。外観上、280／280Eが横長の異型ヘッドライトを持つのに対し、200～250は丸型デュアルであるのが識別点となる。サスペンションは前ダブルウイッシュボーン／コイル、後ろセミトレーリングアーム／コイルの全輪独立、ブレーキは全輪サーボ付きのディスク。日本には230と280E、240D、300Dが輸入された。77年秋、強い要望に応えてワゴンのTシリーズが追加され、80年には200のガソリンエンジンが新設計のヘミヘッドユニットとなり、230はインジェクション仕様となる。登場から再び9年後の85年1月、フルモデルチェンジしてW124シリーズとなる。
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| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 2525cc | 4 | 4速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を２輪・４輪を切り替える事が出来る４WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金（除く消費税）、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。