メルセデス・ベンツ 200 シュトゥットガルト

1926年1月~1928年1月

ダイムラーとベンツが合併をして、ダイムラー・ベンツとなった1926年にデビューした小型ツーリングモデルである。ペットネームの“シュトゥットガルト”は旧ダイムラーの所在地から採ったもの。ちなみに、ほぼ時を同じくしてデビューした中型モデルには、旧ベンツ所在地から“マンハイム”の名がつけられている。また、車名を10cc単位の排気量で表わすという、メルセデス・ベンツの現代に至る伝統は、この200シュトゥットガルトがパイオニアとなった。設計を担当したのは、ダイムラー時代から引き継いで新会社の主任設計者となったフェルディナント・ポルシェ博士。直列6気筒SV・2リットル、38PSのエンジンを、古典的なラダーフレームに搭載する。サスペンションは前後ともリーフ・リジッドである。巨匠ポルシェ博士の作品としては極めてコンベンショナルで、当時としては目新しかった7個のメインベアリング以外に技術的には目立った特徴のないモデルともいわれているが、これは保守的だった旧ベンツ出身幹部に、革新的な車両設計をことごとく反対されたためとの説もある。1928年にはエンジンを2.6リットル、50PSに拡大した“260シュトゥットガルト”に進化する。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1988cc 2/4 3速MT フロア FR 4 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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