MG ZAマグネット

1954年1月~1956年1月

1953年のロンドンモーターショーでデビューしたサルーンが、MGとしては初めてのモノコックシャシーを持つMG ZAマグネットである。ベースとなったモデルは、ナッフィールド・グループ時代から同じ傘下にあったウーズレーの4/44で、チーフエンジニアのジェラルド・パーマーはランチア・アウレリアや同時代のアルファ・ロメオの影響を強く受け、稀代のブリティッシュサルーンを産み落としている。発売当初は、BMCお得意のバッジエンジニアリングによって生まれたモデルとしてMGファンの間で賛否両論が渦巻いたが、ウーズレーより2インチ低められた美しいルーフラインと、高剛性モノコックシャシー、ラック&ピニオンのステアリングがもたらすスポーティーな乗り味によって、いつしかMGの傑作サルーンとして受け入れられるようになっていた。エンジンは1489ccのBMC-Bタイプが搭載されており、1956年にはマイナーチェンジ版であるZBマグネットへバトンタッチしている。

全文を表示する

閉じる

グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1489cc 4 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

カタログトップへ戻る