三菱 デリカ

1986年1月~1999年1月

2世代目のデリカ・スターワゴンは初代誕生から7年振りの1986年6月に発売。特徴的なスクウェアだったワンボックスボディは、モノコック化されてひと回り大きくなり(全長4205~4460mmは約200mmの延長)、やや丸みを帯びたことでソフトキューブ・スタイルと称した。標準ルーフとハイルーフとあり、クリスタルライトルーフと呼ぶ明るい天井ガラス窓を採用。10人乗りのロングボディもある。セカンドシートはご多分に漏れず回転式だが、前向き、後ろ向きとも斜め30度の位置でも固定できる、ロングスライド・パーソナル回転シートを新採用。エンジンはサイクロンの直列4気筒SOHC2000cc・G63B型91PS、または4気筒SOHC2500ccディーゼルターボ4D56型85PSを搭載。トランスミッションは5速マニュアルが標準で、2WD車には4速オートマチックも選択可能とした。前世代の途中、1982年10月にワンボックスワゴン初の4WDを設けていたデリカだが、新型もそれが当然踏襲されており、2スピード・パートタイム4WD車と、普通の後輪駆動車を揃える。4WDには15インチ径のワイドタイヤを装着。その後の大きな動きとしては、1987年9月、上級車のエンジンを2000ECIマルチ95PSに強化し、大型樹脂バンパーを装備。1989年8月には3ナンバー登録となるガソリン2400cc搭載車を追加。1990年8月のマイナーチェンジでは外観の印象を変えた。これらのほか特別限定車シャモニーやジャスパーを定期的に設定。1994年5月のデリカ・スペースギア誕生を機にラインナップを見直し、あとは地道に1999年末頃まで存続した。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
スターワゴン4WDエクシード・エアロルーフ - 2476cc 4 5速MT×2 フロア パートタイム4WD 7 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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