三菱 ギャランGTO

1970年1月~1976年1月

69年の東京モーターショーにギャランGTX-1の名で参考出品されたのち1年間の開発を経て、70年11月、ギャランGTOの名のもとに発売されたスポーツクーペ。フェラーリやポンティアックでもおなじみのGTOとはGrande Tourismo Omologare(イタリア語)の略で、真のグランツーリスモといった意味である。ベースとなったギャラン・ハードトップと比べボディは少し広く低く、アメリカンマッスルカーの縮小版といった感じの派手なスタイリングが最大のセールスポイント。発売当初のバリエーションはSOHC1.6リッターエンジンを積んだMI、そのツインキャブ版のMII、そして最上位のMRは三菱の市販車としては初のDOHC1.6リッターユニットを搭載した、これまた三菱初の5速ギアボックスを介して、国産1.6リッター級としては最速のマキシマム200km/hを豪語していた。72年2月にはギャランAIIが16L(1600)に拡大されたのを受けて、MRを除きSOHC1700にスケールアップした17Xシリーズ(XI/XII)となり、さらに73年1月には主力はSOHC2000に移行。75年2月には2000のエンジンがサイレントシャフト付きアストロン80に換装され、75年10月には一部車種が51年排ガス規制に適合するとともにノーズにエアダムが追加され、若返りを図った。76年5月に最後の小変更を受けたのち、同年12月、ギャランΛに後を譲った。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1686cc 2 4速MT フロア FR 5 - -
MR - 1597cc 2 5速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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