保守王国のイメージを覆した初代に比べ存在感が希薄だった2代目ギャランは、1976年5月、3年にも満たないインターバルでフルチェンジされた。ギャランΣ（シグマ）と名乗る3代目はさらにひとまわり大きくなり、4ドアセダンのみとなる。基本構造は先代から踏襲するが、リアサスペンションは半楕円リーフのリジッドから固定ながらも4リンク／コイルに改められた。先代で大味と評されたハンドリングも解消され、没個性的だがクリーンでモダンなスタイリングとともに好評をもって迎えられた。エンジンは従来どおり1600／1850／2000で、1600と2000にはツインキャブ仕様も用意されていた。バリエーションは2000がスーパーサルーン／GSR／GSL／GLX、1850がSL／GL、1600がGS／SL／GL／カスタムだが、なかでも新設されたスーパーサルーンはアメリカのキャデラック・セビルに相当するラグジャリーコンパクトと謳っていた。77年2月、1600のエンジンが換装され、同年6月には1600がツインキャブのGSを除き53年規制に適合。さらに8月にはツインキャブの2000GSRを除いて1850／2000も53年規制に適合した。78年3月には双子車のエテルナΣが新しい販売系列（CAR PLAZA）向けに加わり、ギャランΣも一部変更された。78年11月にはマイナーチェンジを受けヘッドライトが角型4灯になった。80年5月、フルモデルチェンジによって4代目ギャランΣ（Σとしては2代目）となる。
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| グレード名 | 型式 | 排気量 | ドア数 | シフト | 駆動方式 ※1 | 定員 | 燃費 ※2 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| (名称なし) | - | 1995cc | 4 | 5速MT フロア | FR | 5 | - | - |
1.ドライバーが任意で駆動を２輪・４輪を切り替える事が出来る４WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。
2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。
価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。
販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。
実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。
2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。
2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。
どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。
保険料、税金（除く消費税）、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。